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中野サンプラザ再開発は計画やり直しへ 解体のうえ2034年度の新施設完成めざす

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中野サンプラザ再開発は計画やり直しへ 解体のうえ2034年度の新施設完成めざす

閉館が続く中野サンプラザを含む「中野駅新北口駅前エリア」の再整備について、中野区は計画を見直したうえで、2027年度に民間事業者を改めて公募する方針と報じられています。

1,810億円が、3,500億円超になりました

当初の再開発計画は事業費が約1,810億円とされていましたが、建設費の高騰などで3,500億円超に膨らみ、野村不動産を代表とする事業者グループが撤退。計画は事実上やり直しとなりました。

倍近くです。 資材費と人件費の上がり方を考えると特別な話ではありませんが、金額が大きいぶん影響も大きくなりました。

区は建物の改修・再利用については「設計図がなく算定自体が困難」として否定し、解体のうえで建て替える方向と報じられています。

対象は、駅前の約2.3ha

中野区の資料によると、対象は中野区中野四丁目の一部・区域面積は約2.3ヘクタール。事業名は「(仮称)中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」とされています。

2.3haというのは、中野四季の森公園(20,780.48平方メートル=約2.08ha)とほぼ同じ広さです。あの公園がまるごと入る区画が、駅の目の前にまとまって空くことになります。

都市計画そのものは令和5年(2023年)11月に決定・変更が行われており、区は2025年12月8日から16日にかけて、民間事業者との対話による「サウンディング型市場調査」を実施しています。公募に向けた条件整理のためのものです。

サンプラザは、もともと働く若者のための施設でした

ここは押さえておきたいところです。

中野サンプラザが開業したのは1973年(昭和48年)。当初の名称は「全国勤労青少年会館」で、報道によれば集団就職で上京した若者のための施設として建てられました。ホテル、レストラン、宴会場、結婚式場、研修室のほか、スポーツクラブやボウリング場まで入っていたとされます。

その中の約2,000人規模のホールにアーティストが立つようになり、「音楽の殿堂」「アイドルの聖地」と呼ばれるようになりました。あの三角形の建物は、もともとコンサートホールとして建てられたわけではなかったということです。

営業を終えたのは2023年7月2日。ちょうど50年でした。

空白は、11年になります

現時点で示されているスケジュールを並べると、こうなります。

1973年開業(全国勤労青少年会館)
2023年7月2日閉館(50年)
2023年11月都市計画の決定・変更
2025年12月サウンディング型市場調査
2027年度民間事業者を再公募(予定)
2030年度着工(予定)
2034年度完成(予定)

閉館から新しい施設の完成まで、11年ほどということになります。新施設にはホールや住宅(上限の目安1,100戸)などを含めることが検討されていると報じられています。

解体を待つあいだ、サンプラザの壁面は東映アニメーション70周年のメッセージの舞台になりました。一方で駅の反対側では西改札が12月6日に開き、アトレ中野も開業します。動くところと止まっているところが、駅をはさんで並んでいるのがいまの中野駅前です。

中野駅前の工事全体がいつ何を終えるのかは、中野駅前はいつ完成するのかにまとめています。

※見直し案の内容や公募の行方によってスケジュールは変わる可能性があります。続報を追っていきます。

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【年表】中野駅周辺の再開発、いつ何が変わるか 12月に2つ動いて、仕上がりは2034年度

中野駅周辺では、2026年12月6日に駅の新しい西改札が、その3日後の12月9日にアトレ中野が開きます。ただし駅前が完成するわけではありません。ペデストリアンデッキ全体は2030年3月、中野四丁目西地区のタワーは2034年度、サンプラザ跡地の新施設も2034年度の完成をめざす段階です。案件ごとに別々に発表されて順番が見えにくいので、公表済みの予定を1本の年表にまとめました。

中野駅周辺

管理者の一言

1973年に開いて2023年に閉じて、次ができるのが2034年。11年あいだが空くことになります。1,810億円が3,500億円超という数字も大きいですが、駅前にあれだけの空白が10年続くほうが、住んでいる感覚としては大きい気がします。

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