アニメの「ツインエンジン」が本社を中野四丁目へ 10月5日移転、スタジオコロリドなどグループ3社も同じビルに

アニメーションの企画・制作やオリジナルIPの開発を手がける株式会社ツインエンジンが、本社を中野区中野四丁目へ移転します。同社が2026年8月18日に発表しました。
| 移転先 | 中野 M-SQUARE(中野区中野4-14-1) |
| 移転日 | 2026年10月5日(月) |
| 移転元 | 新宿区四谷本塩町3-3 |
グループ3社も同じビルに入ります
今回の移転では、本社だけが動くわけではありません。同じビルの7階・8階に、グループの制作スタジオ3社が入居する予定です。
- スタジオコロリド
- スタジオクロマト
- くるせる
ツインエンジンは、グループ内に18のアニメーションスタジオ・クリエイティブユニットを擁するプロデュース会社です。そのうちの3社が本社と同じ建物に集まることになります。
狙いは「所属や職種を越えた交流」
発表によると、移転の背景にあるのは事業領域と組織の拡大です。複数の部門やグループ会社が連携して進めるプロジェクトが増えたため、新しいオフィスを所属や職種を越えた交流を促す拠点と位置づけ、グループの総合力を強化するとしています。
つまり「人を一か所に集める」ことが目的の移転です。中野で働く人が増える、という話でもあります。
中野の「アニメの街」路線に、実体が加わります
中野区はアニメを軸にしたまちのPRを進めていて、これまでにもいくつかの動きがありました。
ただ、これらは催しや広告の話でした。今回は制作会社の本社機能とスタジオが実際に区内へ移ってくるという点で、性格が違います。
中野駅の周辺では南西側に14階建ての複合施設が着工するなど、建物の側の動きも続いています。そこに入る中身のほうにも動きが出てきた、と見ることができます。
発表の概要
- 会社名:株式会社ツインエンジン
- 事業:アニメーションの企画・制作、オリジナルIPの開発ほか
- 移転先:中野 M-SQUARE(中野区中野4-14-1)
- 移転日:2026年10月5日(月)
- 同ビルに入居予定:スタジオコロリド、スタジオクロマト、くるせる(7階・8階)
【年表】中野駅周辺の再開発、いつ何が変わるか 12月に2つ動いて、仕上がりは2034年度
中野駅周辺では、2026年12月6日に駅の新しい西改札が、その3日後の12月9日にアトレ中野が開きます。ただし駅前が完成するわけではありません。ペデストリアンデッキ全体は2030年3月、中野四丁目西地区のタワーは2034年度、サンプラザ跡地の新施設も2034年度の完成をめざす段階です。案件ごとに別々に発表されて順番が見えにくいので、公表済みの予定を1本の年表にまとめました。
中野駅周辺管理者の一言
中野が「アニメの街」を名乗るとき、これまでは過去の縁や催しの話が多かったように思います。今回は制作会社の本社と3つのスタジオが実際に引っ越してくる話です。そこで働く人が増えるという意味では、周りの飲食店の並びにも効いてくるはずです。
引用元
この記事をシェア
ほかの記事
再開発中野駅南西側に14階建ての複合施設 「(仮称)中野三丁目拠点施設」が7月着工、賃貸165戸+1〜3階に商業 竣工は2029年夏
近鉄不動産と都市再生機構(UR)が、中野区中野三丁目40番地で「(仮称)中野三丁目拠点施設」の建設に着手しました。地上14階・地下1階、延床面積約1万7,686平方メートル。1〜3階が商業施設、上層が賃貸住宅165戸という構成で、竣工は2029年夏の予定です。UR施行の「中野三丁目土地区画整理事業」に位置づく事業です。
・中野駅南口(中野三丁目)
再開発解体を待つ中野サンプラザが広告の舞台に 東映アニメーションと連携、壁面に広告掲出へ
中野区が東映アニメーション株式会社と連携し、中野サンプラザの壁面などを使った広告活用事業を2026年7月31日から始めました。中央窓部分・南側仮囲い・南側階段部分に広告を掲出し、2027年3月31日まで施工性や広告効果を検証する試行事業です。区は「アニメやサブカルチャーによる地域ブランド推進」の一環と位置づけています。
・中野駅北口(中野サンプラザ)
再開発中野駅前はいつ完成するのか 12月6日に一部供用、ペデストリアンデッキ全体は令和12年3月まで
中野駅前の基盤整備について、中野区が2026年7月の区議会特別委員会に最新スケジュールを報告しました。ペデストリアンデッキは12月6日に一部供用を開始しますが、全体の整備工事は2030年3月まで。新北口駅前広場の供用開始は2030年4月、南口駅前広場は工程の精査により半年遅れる見通しです。
・中野駅周辺