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新井薬師で夏の風物詩「第74回薬師盆踊り大会」7月18日・19日 子どもにお菓子400個も

・新井薬師(上高田)・祭り・イベント・終了(2026年7月18日・19日/第74回)
新井薬師で夏の風物詩「第74回薬師盆踊り大会」7月18日・19日 子どもにお菓子400個も

新井薬師公園で、夏の恒例「第74回 薬師盆踊り大会」が2026年7月18日(土)・19日(日)の2日間、開かれました。主催は、薬師あいロード商店街振興組合・北口十字路商店会・薬師柳通親交会でつくる「薬師連合商店会」です。

時間は両日とも18時から21時まで(子ども時間は18時から20時まで)。小学生以下の子どもには、毎日先着400個のお菓子が配布されました。新旧さまざまな曲が流れ、櫓を囲んで踊る昔ながらの盆踊りです。

第74回という数字

区内の盆踊りの中で、この回数は際立っています。 中野駅前で開かれるナカボン(中野駅前大盆踊り大会)が第14回、鷺宮盆おどりが第50回ですから、薬師盆踊りはそのさらに上をいく歴史ということになります。

派手さでは駅前の大規模イベントに譲りますが、商店会が代々つないできた「町内の盆踊り」がこの回数まで続いていること自体が、この会の特徴です。

会場のそば、新井薬師(梅照院)のこと

祭りの名前になっている「薬師」は、近くにある新井薬師 梅照院を指します。中野区観光協会の紹介によると、こういうお寺です。

正式名称新井薬師 梅照院(あらいやくし ばいしょういん)
宗派真言宗豊山派
所在地中野区新井5-3-5
本尊薬師如来と如意輪観音の二仏一体の黄金仏
創建天正14年(1586年)
縁日毎月8のつく日

創建の由来が変わっています。区観光協会の説明では、鎌倉時代から南北朝の戦乱のあいだに行方が分からなくなっていた御尊像が、梅の木の穴から発見され、それを安置するために建てられたのがこの寺だとされています。「梅照院」という名前もここに由来します。

もうひとつ、**「治眼薬師(ちがんやくし)」**という呼び名があります。徳川秀忠の子・和子の方が失明した際に、この薬師如来に祈願して治癒したことから、そう呼ばれるようになったと伝わります。目の病気にご利益があるとされ、いまも参拝者が訪れます。

中野区で唯一の参詣寺院で、御府内八十八ケ所霊場の第71番札所でもあります。

商店街は「門前町」です

主催の中心である薬師あいロード商店街は、この梅照院の参道にあたる商店街です。縁日が毎月8のつく日なので、8日・18日・28日は普段より人が出ます。

盆踊りが商店会主催で続いているのは、この門前町という成り立ちと切り離せません。寺があり、参道に店が並び、その店が祭りを担う。 74回という数字の背景には、その構造があります。

この街は、これから駅が変わります

新井薬師前駅では、西武新宿線の連続立体交差事業(地下化)が進んでいます。踏切が無くなり、駅前の姿も変わる予定です。

門前町の商店街と、これから変わる駅前。 その両方を抱えているのが、いまの新井薬師エリアです。祭りの写真を撮っておくなら、いまの街並みごと残しておく価値があるかもしれません。

開催概要(2026年・第74回)

  • 日程:2026年7月18日(土)・19日(日)
  • 時間:18時〜21時(子ども時間は18時〜20時)
  • 会場:新井薬師公園(中野区上高田)
  • 主催:薬師連合商店会(薬師あいロード商店街振興組合/北口十字路商店会/薬師柳通親交会)
  • 特典:小学生以下の子どもに毎日先着400個のお菓子配布

※次回の開催は、主催商店街の案内で発表されます。

中野区内の他の盆踊りは2026年の夏まつりカレンダーに日付順で並べています。

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野方

管理者の一言

第74回という数字がまず効きます。駅前の大きなイベントが第14回であることを思うと、町内の盆踊りがこれだけ続いてきた重みは別格です。調べていて腑に落ちたのは、主催の商店街が梅照院の参道だということ。寺があって、参道に店が並んで、その店が祭りを担う。回数の裏にはその構造がありました。

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